携帯電話はプライバシーの宝庫でこの中に証拠を残さず付き合いを継続させるのはかなり困難なほどです。
携帯の中身が分かればすべてがはっきりするくらいの情報が入っていると言っても過言ではありません。ただ、それを皆理解しているけど中身を知ることが難しいのです。
携帯を見ることは現在、悪として名高い行為です。しかし、それに反して彼氏、彼女の携帯を覗いたことがあるという人は非情に多いのも事実です。
もし、隠れて浮気をしているのなら携帯を覗く行為以上の事をしている訳ですから一概に携帯を覗く事だけが悪とはならないのかもしれません。
携帯電話が電話だけ出来た時代とは異なりメールやライン、写真、フェイスブックや様々な情報が豊富に取り込まれており、スマートフォンになってからは一層、情報量が増えてますます証拠が多く入っております。
目次
着信履歴・発信履歴
一番調べやすいですが一番証拠を消しやすい情報です。おそらく浮気相手からの着信、発信履歴は細目に削除している可能性が高いです。
昔は履歴も数件程度だったからすぐに消した場合の履歴数が限界以下なら削除した痕跡は分かりやすかったのですが最近は同一発信、着信が一元化されたりと複雑です。
もし、着信履歴や発信履歴を削除した痕跡があれば疑わしい行為であることは簡単に予想できます。
ただし、削除した痕跡があったとしても仮に浮気相手との名前がそのまま残っていたとしても連絡を取っているというだけの証拠なので
また、それがもし分かったとしても連絡を取っているというだけなので確固たる証拠にはなりません。ただ、浮気しているのかどうかのチェック項目にしか過ぎないという事も予め理解しておく必要があります。
しかし、相手が誰なのかを突き止めるのには十分な情報です。二人きりでいた目撃情報があれば待ち合わせで連絡を取ったであろう、その前の発信、着信履歴が証明してくれます。
ただし、浮気している人にありがちな電話帳に別名で登録している事も多いですから男性の名前、女性の名前だからと安心するのは早計です。
ライン情報やメールのやりとり
発信履歴や着信履歴とは異なり会話の内容が残るこちらのほうがより証拠にもなり状況も把握できるものです。浮気相手との関係性もうかがい知ることも出来る可能性があります。
電話での会話、内容を知ることはリアルタイムでなければ難しいですが文字で残る情報は後からも確認できるのです。
疑わしい日や時間の直前、直後のやり取りを見るだけでも浮気の情報が含まれているかもしれません。
浮気している当事者が確固たる証拠になりそうな文面を簡単に残すとは思いませんが会話の内容を見ることができればある程度把握できるはずです。
会話の補助的な内容の可能性もあるので文面だけでは意味が分からない場合も多いですが少なからず浮気しているか、していないかを判断できる程度くらいは理解できる事が多いです。
携帯写真、ギャラリー
簡単に安易にカメラが取れるのでデジカメのように予め写真を撮るという予定以外の写真が入っています。デジカメ写真とは異なり、より自然な写真が入っているのです。
中には言い逃れできなような写真も入っている可能性がありますのでチェックする項目の一つです。
写真は心情的に発信着信履歴のように簡単に消せるものではありません。見られてはマズイものですら残しておいてある可能性も多いのです。
つまり証拠隠滅をしていない可能性が高いのもこのギャラリーの中に隠されているかもしれません。
携帯ロックとパスワード
携帯を見せない為にロックしている人は少なくありません。つまりそこに携帯があっても中身を簡単に見えるとは限りません。
しかし、それは逆に浮気の疑いを強めるきっかけにもなる行為です。パスワードがなければ中身が見えなくしている理由は見られては困る内容が入っているからという考え方も出来ます。
今の携帯は様々な情報が入っている為、紛失時のリスクの為にしているという人もいると思いますが、浮気の疑いも非常に高いです。
ロックを掛けているという事は携帯は浮気の証拠隠滅をしていない可能性も高いのですから中身が見えれば決定的な証拠になりうる情報が入っているかもしれません。
ただ、本人も毎回携帯を立ち上げる時に打たなければならないのですからそんなに複雑にはしていないはずです。
そして携帯を触る度にロック解除のパスワードを打たなければならないのですから覗くチャンスはいくらでもあります。
覗くならば絶対にバレる訳にはいきません!
携帯を覗くなら携帯の知識を彼氏や彼女以上に持っておく必要があります。それは最低条件のはずです。携帯を覗いた痕跡を残すわけには行きませんから・・・。
痕跡を残さないようにするためには少なくとも相手以上の知識を持っておく必要があります。覗くこと自体を推奨する訳には行きませんがやるなら完璧にしておかなければなりません。
携帯を覗いたことはバレて、証拠を探すことが出来なかったとなれば最悪です。その後の関係性は見る前よりも当然、悪化するのではないでしょうか?携帯を覗くリスクは決して少なく無いのです。
相手の携帯に関する知識が乏しいほどバレにくいのですから相手がどれだけ携帯知識を持っているかにも左右されます。
仮に浮気しているとなれば携帯を覗かれる事に注意を払っているはずですから携帯内容には気を配っているはずです。携帯に関して意識も高いはずですし注意を払ているとなるとますます覗いた事がバレるリスクは高まります。
スマホを見る行為は法的な問題が伴う
浮気の証拠がスマホの中にある可能性は極めて高く直接的な証拠になりうる内容もあるかもしれません。しかし、浮気調査において相手の携帯電話を確認する行為は、法律上の問題を引き起こす可能性が非常に高く、慎重に取り扱う必要があります。
個人のプライバシーが憲法や個人情報保護法によって保護されており、相手の許可なく携帯電話を覗き見る行為はプライバシーの侵害と見なされる可能性があります。
このような行為が発覚すると、民事訴訟で損害賠償を請求される恐れがあります。
さらに、相手の携帯電話のロックを解除したり、パスワードを使用して無断でアクセスする行為は、不正アクセス禁止法に違反する可能性があります。もし違反が認められた場合、刑事罰を科されることもあります。
また、メールやSNSのメッセージ、通話履歴などの通信内容を相手の同意なく確認することは、通信の秘密の侵害に該当する場合があります。このような行為は、憲法第21条や電気通信事業法によっても禁止されています。
さらに、違法な方法で得た証拠は、裁判や調停の場で証拠能力を否定される可能性があります。
浮気の証拠を集めることを目的としても、違法に取得した情報は法的な場面で使えない場合があるため、結果的に大きな不利益を被ることがあります。
浮気調査は感情的になりやすいテーマですが、違法行為を行うことで自身が不利な立場に立たされる可能性があります。法律を遵守しつつ、必要ならば専門家に相談し、適切な方法で対応しましょう。
【違法性を避けるための注意点】
1. 同意を得る
携帯を調査する前に、必ず相手の同意を得ることが重要です。相手が自発的に協力する場合は、違法性の問題がなくなります。
2. 第三者に依頼する
探偵事務所や調査会社に依頼すれば、法的に問題のない範囲で証拠を収集してもらうことが可能です。専門家は法律を遵守した方法で調査を行います。
3. 間接的な方法を取る
携帯の直接調査ではなく、パートナーの行動や態度、共通のSNSアカウントの動きを観察するなど、合法的な方法で情報を得る努力をする。