事実を知ってからの対処

浮気の事実を暴き、浮気の証拠を掴んで問題になってくるのは、それらを使用してどう対処するかです。浮気の事実を認めさせて慰謝料をとり別れるという選択もあれば、浮気を辞めさせてやり直すという選択もあります。

あなたはどちらを選択するのでしょうか?どちらにしても慎重に考えておかなければならないと思います。浮気の証拠が集まってもそれをどう使うかが最も難しいのかもしれません

浮気されている事実を確認したのですから怒りの感情があふれ出ているかもしれません。しかし、そこで冷静にならなければならないのです。

慎重に浮気の事実を確認し、冷静に証拠を集めても対処の方法を怒りに任せたのでは意味がありません。

浮気の事実を確認さえ出来れば良い?

浮気されているかも?そう不安に思っている状態が一番苦しいはずです。そして、その事実を知った時はショックも大きいかもしれません。

最初はただ、騙され続ける訳にはいかないので浮気をしているのかどうかだけでも知っておきたいという人も中にはいるかもしれません。しかし、浮気されている事実を目のあたりにすれば感情は揺らぐものです。

浮気を辞めさせることが出来れば関係を継続したいと望んでいるひとならばより慎重に対処しなければなりません。

何のために調べたのかをもう一度、考えなくてはなりません。怒る、別れるありきならば調べなくても出来るからです。

最終的にどのようになるのが理想なのかをしっかりと考え、それに向けて慎重に動かなくてはなりません。その材料をそろえるために調べたのです。調べた材料をうまく使わなければ意味がないのです。

調べていた事を伝えるか?

あなたが必死になって集めた証拠。もしあなたが堂々と調べていたという事が言えれば問題ありません。しかし、中には調べていたことは隠しておきたいという人も少なくないのではないでしょうか?

特にこれからも関係を続けたいと思っているのなら調べた男、調べた女という認識を相手に持たせてしまうからです。今後の関係性に影響がある可能性も少なくありません。

偶然を装ってたまたま見かけた、たまたま見つけたという事にしておきたいという人も多いと思います。そうなれば提示できる証拠だけとは限りません。

偶然見つけてしまったという状態を装わなければならないのなら使えない証拠もあるからです。

離婚でも修復でも必要なこと

浮気の事実が確定し、心穏やかでは無い状態ですが落ち着いて行動することが大切です。

現在のパートナーと今後も良好な関係で続けるのか、別れるのかの今後の人生をも左右する決断をするのですからしっかりと感情をコントロールをする必要があります。

感情的にならず自分の望む方向性を冷静に検討しなければなりませんが、複雑な心境で相当苦しいと思います。まずは自身を大切にすることを考える必要があります。

信頼できる人に話を聞いてもらたりして精神的な負担を軽減をしたり専門家などに相談することも一つの手段です。また、自分の趣味や好きなことに時間を使い、心を癒やすことを優先してください

そして、離婚の事実をしっかりと立証する証拠だけはしっかりと整理しておく必要はあります

浮気の写真メッセージレシート調査報告書などの証拠を時系列で整理します。これらは今後の話し合い、交渉や裁判で重要なものとなります。

修復や関係改善を目指すなら

浮気が発覚した後でも、パートナーとの関係を修復するという選択もあるでしょう。ただし、信頼を再構築するには時間と努力が必要です。

浮気について曖昧にせずしっかりと問題を解決、終結させる事によって引きずらない良好な関係を構築することが出来ます。

問題を根本的に解決する為には、まず浮気の原因を理解することも大切です。感情的な話ではなく浮気をした理由や背景を冷静に聞き出す必要があります

当然、浮気をした原因の一部には自分側の問題もあるはずです。家庭内でのコミュニケーション不足や孤独感、ストレスなどは一方だけの問題ではありません。自分の側の問題も振り返ることも重要です。

そして、お互いの関係の中で何が足りなかったのかを見つめ直し、自分の行動や態度を振り返ることをしなければなりません。

そして、再発防止のための策も作る必要があります。SNSやメッセージの透明性を確保したり問題が起きた場所や人と接触しない約束をしたりしてお互いのルールもしっかり作りましょう

一方的に責めるのではなく、相手の話を聞く姿勢を持つことで、信頼関係の再構築が進みます。

とにかく信頼回復には時間も必要です。お互いが修復のために行動しデートや共通の趣味を見つけたり日常的に感謝の気持ちを伝えるなどで信頼を取り戻すことは可能です。焦らず着実に信頼関係を築き上げていきましょう

離婚に向けて動くなら

浮気が原因で離婚に向けて動くこともあるでしょう。離婚や慰謝料請求を視野に入れる場合、弁護士に相談して法的手続きについてアドバイスをもらう必要があると思います

その際には浮気の証拠というものも重要になりますので自分で集めた証拠や調査会社の報告書が法的に有効かどうか確認しておきましょう。

慰謝料財産分与親権養育費など様々なことを決定していかなくてはなりません。また離婚手続きには3種類あり

  • 協議離婚:双方の合意で成立します。
  • 調停離婚:家庭裁判所で調停を通じて解決。
  • 裁判離婚:最終的に裁判で決着をつける方法。

といった方法があります。

どの形の離婚だとしても精神的には大きな負担にはなるはずです。自立できるよう経済的な準備を進め前向きに計画を立てながら専門家、信頼できる人に相談しながら適切な準備を行い、冷静に進めていきましょう。

 

 

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